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糖尿病治療のおはなし

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股を大きく開くと脂肪燃焼!
四股踏みで七キロやせ
全身引き締まり顔もほっそり

糖尿病患者の血糖値や体重がへった!

近年、急激にふえている糖尿病は早期発見と早期治療が大切です。そして、その治療の大きな柱が、食事療法と運動療法になります。
一般的に、糖尿病の運動療法としては散歩やウォーキングが適しています。しかし、患者さんの中には、年齢とともに股関節がかたくなってしまい、歩くのが苦手な人もいます。そうした患者さんに、私が勧めているのが「四股踏み」です。
「股割り」の姿勢を取ってから四股踏みを行うことで、股関節がやわらかくなります。また、足腰がしっかりしてくるので、歩けなかった人が歩けるようになるのです。血糖値を上げる要因である、肥満の解消にも役立ちます。実際に四股踏みを続けたことで、血糖値や体重がへった患者さんは何人もいるのです。
実は私も、この四股踏みを五年前から自宅で続けていて、減量に成功しました。
きっかけは、よくいっしよにコースを回っていたゴルフ仲間のひと言でした。この男性は、年齢は70代後半ですが、20歳以上年下の私よりも足腰が丈夫です。
股関節がとてもやわらかく、ゴルフの球が飛ぶことでも、周囲から一目を置かれていました。
あるとき、その秘訣が毎日続けている四股踏みだと教えてくれたのです。
偶然にも、その少し前に、妻の知り合いである、相撲の貴乃花親方(元横綱の貴乃花)の奥様を通じて、四股踏みがダイエットや健康にいいという話を聞いていました。
当時の私は、スポーツジムをやめたことや、つけ麺などの食べすぎがたたって、毎月のように体重がふえている状態でした。そういう意味でも、いいタイミングだったので、ゴルフの上達とダイエットを兼ねて、四股踏みを始めたのです。

ゴルフの飛距離も10ヤード伸びた!

四股踏みは毎晩、就寝前に5~10分行います。やり方は、お相撲さんの四股踏みと同じです。大きく股を開いて腰を落として下半身をしっかり安定させてから、片足ずつゆっくり高く上げます。
私はこうして四股を踏みますが、足を上げずに、股を開いて腰を落とした状態から腰を上下させる、「股割り」でもじゅうぶんに効果があります。股を大きく開くことで、股関節が効果的に刺激されて柔軟性が出るのです。
そもそも股関節は、ひざ関節よりも先にかたくなる関節です。年を取って歩けなくなるのは、まず股関節がかたくなることから始まります。ひざ痛が起こるのは、その次の過程です。そうなると、寝たきりになってしまうことも考えられます。股関節の柔軟性こそ、若さを保つ条件といえるのです。
また、四股踏みや股割りの動きは、腹斜筋や腹直筋、腹横筋といったおなかの筋肉や、背骨と太ももの骨を結ぶ深部の筋肉である腸腰筋、太ももの内転筋などを鍛える効果があります。
この股関節と筋肉への刺激によって足腰が丈夫になると、体の中心である体幹部がしっかりします。その結果、血流がよくなり、脂肪の燃焼も促進されるのです。特に、下腹部や太ももが引き締まります。実際、私にもそうした効果が出ました。
四股踏みで股関節が柔軟になるにつれて、運動不足で衰えていた足腰がだんだんと強くなっていきました。歩行をはじめ日常の動作全般が軽快になったことはいうまでもなく、期待していたとおり、ゴルフの飛距離も10ヤードほど伸びたのです。
また四股を踏むと血流がよくなるため、体が温かくなります。
それまでよりも、ぐっすり眠れるようになりました。
四股踏みを始めてから、炭水化物やビールを控え、よく噛んで食べるようにしたことも、減量の助けになったのでしょう。
2ヵ月後には、身長が178cmで79kgあった体重が、72kgになりました。7kgの減量に成功したのです。
四股を踏むたびに脂肪が燃えている、そんな感覚もありました。おなかや太ももについた脂肪がへって、体が引き締まりました。以前に比べると首周りや顔もほっそりしたようです。
それ以後も四股踏みを続けたので、リバウンドもありません。ただ、仕事の都合などでしばらくさぼってしまうと、体重は2、3kgふえてしまいます。
そうした点からも、一度に長い時間をやるよりも、1日5分でも股を開いて、継続して股関節を刺激することが効果につながるでしょう。四股踏みも股割りも室内でできます。これからの寒い季節の運動習慣としてお勧めです。

(壮快 2012年1月号より)

 

BOT
インスリン補給と経口薬併用。糖尿病の新しい治療法。

注射1日1回で効果
インスリンの注射と聞くと、一生薬から離れられないとの印象を持つ人もいるが、そうではない。1日1回の注射で済む、BOT(インスリンの補給と経口薬の併用療法)といわれる新しい治療法が広がり始めた。

不摂生続け 発症
「まさか自分が糖尿病とは」。東京都内在住の大学教授、上野勝久さん(50)は3年前の夏を思い出す。鳥取県の山に学生たちと登ったが、息切れとめまいが激しく、汗がどくどく出て、いまにも倒れそうだった。その後も毎日、口が渇き、就寝中もトイレに頻繁に行く日々が続いた。体重は84キロから72キロに激減した。

たまたま受けた健診で空腹時の血糖値が1デシリットルあたり244ミリグラム(正常値は110ミリグラム未満)、食後は400ミリグラムを超え、「重い糖尿病」と言われた。毎日酒を飲み、夜遅くにラーメンを食べる不摂生を続けていた。上野さんを診た「しんクリニック」(東京都大田区)の辛浩基院長は「すぐ入院して治療が必要な状態だった」と振り返る。しかし上野さんは勤務の都合で入院できず、辛さんがBOT治療を勧めた。

糖尿病になると、まず血糖値を下げる飲み薬が処方され、うまく下がらないと、インスリン注射を始めるのが通常のパターンだ。これに対し、BOTは、インスリンの補給と血糖値を下げる経口血糖降下薬を併用する。

インスリンと聞いて、上野さんは目の前が暗くなった。体がぼろぼろになるイメージを抱いていたからだ。しかし、辛さんは、注射がインスリンを分泌する膵臓の働きを補い、その機能を高めることを説明した。

1カ月後に正常値
上野さんは08年12月から毎日、朝1回の自己注射と経口薬の服用を始めた。酒もやめ毎食のご飯は1杯にとどめ、野菜を多めにカロリー摂取を抑える食生活を続けた。1カ月後に空腹時の血糖値は105ミリグラムになった。血糖値の1~2カ月間の平均的な目安となるHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー、正常値は5.8%未満)は、3ヶ月間で11.9%から5.8%に下がった。今も6%前後と安定している。
上野さんは「1日1回の注射なので、慣れれば苦労はない」とほほ笑む。辛さんは「膵臓の働きが回復しており、数カ月たてば注射なしで済むかも」と話す。

早めの投与がカギ
糖尿病治療に詳しい鈴木大輔・東海大学医学部准教授によると、過去のデータから、飲み薬だけで血糖値を厳格にコントロールすることは難しいという。

そこで広がり始めたのが、インスリンの効果が24時間続くBOTだ。朝か夜寝る前の注射ですむ特効型インスリンが3年前に登場してこの治療が可能になった。従来は1日に3~4回の注射が必要だった。患者の負担が少なく、血糖値の管理が楽になった。

鈴木さんによると、患者にとってつらい食事制限を徹底させるため、医師が患者を「インスリン漬けになる」と脅すケースもあるという。だが、「インスリンの補給は膵臓の負担を軽くするもの。怖がる必要はない」と認識を改める必要性を強調する。

特効型インスリンと薬の併用によって、半年間でHbA1c値が8.6%から6%に下がった67歳の女性患者を例に挙げながら、鈴木さんは「HbA1c値が7%を超えている場合は、最初からBOTを始めた方が効果的」と話す。薬でうまくいかない場合でも、BOTを試みる価値はあるという。

心臓病で6年前、心臓の血管にステント(血管を広げる金属型の網状チューブ)を挿入した東京都内の取次俊夫さん(76)は、重い糖尿病ながら、1日の食事を1800キロカロリー以内に抑えながら、2年前からBOTを実践。いまも不動産の仕事をこなす。HbA1c値は9%から7%に下がり、安定している。取次さんを診る辛さんは「76歳で7%ならよい状態だ。受診する糖尿病の患者の約8割はBOTで対処できている。早めのインスリン補給が効果的だ」と話す。

BOT
Basal Supported Oral Therapyの略。主に食前に服用する血糖降下薬(主にスルフォニル尿素薬)とともに、インスリンを朝か夜に1回、皮下注射する。インスリン治療の初期段階での適用が一般的。ノック式ペン形注射器で必要な量を注入でき、操作は簡単。注射は主に腹に打ち、痛みを感じない。運動と食事療法は必要だ。

(毎日新聞 2011年10月2日より)

 

ひと目で分かる「いい医者」「ダメな医者」

糖尿病治療で評判の高いしんクリニックの辛浩基院長も、患者との向き合い方を大切にしている。ここでもう一つのポイントは、「医者が目を見て話をしてくれるか」ということだ。

心の通った診療というのは、目と目を合わすことが基本です。患者さんの目を見ながら会話しないと、相手の訴えに気づきにくくなってしまう。また、仮に話をしなくても、向かい合っていれば、今日はここがつらいんだろうなとか、これを訴えたいんだろうなということが自然にわかるものです」

辛医師のクリニックでは、患者とのコミュニケーションを円滑にするために、触診は欠かさない。そして血圧を測る際は、昔の手動で計るタイプのものを使用しており、カルテはいまだに手書きにしているという。

一方、辛医師が実践しているのは、個々の患者に合わせたオーダーメイド診療である。
「糖尿病は、ただ薬を出せば改善するという病気ではなく、その人の職業や生活環境によっても薬の選び方や指導法が違ってきます。たとえばタクシーの運転手をしていれば食事の時間が不規則で、それも夜中にサンドイッチやおにぎりを食べて済ます人が多い。そういう人に、過血糖を防ぐα-グルコシダーゼ阻害薬という薬を与えると、血糖値は下がるけれども、副作用としてお腹が張るんですね。客商売なのにおならが出ちゃうとまずいので、こういう場合はまた別の薬を出すんですが、患者の職業がわかっていれば、こうした対処ができるわけです」
とくに糖尿病は、一生付き合っていかねばならない病気なので、こうした気遣いが治療を継続させ、悪化させて合併症を引き起こさないための秘訣ともいえる。治療の際、自分の職業や生活パターンまできちんと耳を傾けてくれるか。そこも名医かどうかの分かれ目だろう。

(週刊現代 2011年9月24日号より)

 

糖尿病1位7割「知らない」

人工透析、失明の原因
健康診断で血糖値が基準値を上回り「要治療」と判定された7割超の人が、人工透析や失明の原因の1位が糖尿病であることを知らないことが、「健康日本21推進フォーラム」(事務局・東京都中央区)の調査で分かった。調査は6月、過去1年間に健康診断を受け、「要治療」と判定された20~60代の男女計500人を対象に実施した。
それによると、「人工透析の原因として糖尿病は何位と思うか」との問いに「1位」と回答したのはわずか29.8%。失明の原因について同様に尋ねてみても、「1位」とした回答者は25.6%にとどまった。
「要治療」の判定を受けた後、医療機関を受診した回答者は77%現在行っている治療内容(複数回答)は「薬物療法(経口薬)」(68%)や「食事療法」(63%)などが多かった。
また、インスリン注射を「糖尿病治療の最後の手段」と考えている回答者は51%に上った。糖尿病専門外来を設けている「しんクリニック」(大田区)の辛浩基院長は「インスリンへの抵抗感は特に高齢者に根強いが、治療の選択肢が増えていることを知って欲しい」とコメントしている。

(産経新聞 2011年9月6日より)

 

ハイリスク群は800万人超!

甘く考えないで糖尿病専門医が警鐘!!熱中症
猛暑続きにより、熱中症で病院に担ぎこまれる人が、過去最多となった昨年を上回るペースで増え続けている。これからお盆にかけて発症のピ-クとなるが、「特に糖尿病が強く疑われる血糖値が高い人は熱中症になりやすい」と糖尿病の専門医は注意を促している。

リスク回避にインスリン有効
猛暑が続くと人のカラダは、体温が上がりすぎないよう発汗などで調節するメカニズムが働く。しかし、糖尿病患者(治療を受けていない潜在患者を含む)の場合は、自律神経に狂いが生じて体内に熱がこもりやすくなる。さらには、血液中の過剰な糖分を尿糖として排泄し、排尿回数や量が増えて脱水症状にも陥りやすく、体温を調節するメカニズムが機能しなくなるのだ。都内で糖尿病専門クリニックを 開設する辛浩基院長は、「わが国には現在、糖尿病患者と糖尿病が強く疑われる人が890万人いるといわれますが、そのうち実に653万人が治療を受けていません。治療を受けているのに慢性的に血糖値が高い人も7割近くに及び、これらを合わせた熱中症ハイリスク群は812万人にのぼるとみられています」と指摘する。
「糖尿病の人はインスリンを分泌して血糖値を調節するすい臓の働きが弱まっています。熱中症ハイリスク群はその自覚がないため、のどか渇くと砂糖を多量に含むソフトドリンクなどをがぶ飲みするケースが多く、すい臓の疲労に拍車をかけてしまう。その結果、高血糖と脱水が強まり、昏睡状態になったり、糖尿病自体も急激に悪化して失明や足の切断に至ることもあります」
夏場のリスクを乗り切るには、糖分のとりすぎに注意するとともに、「インスリン」をうまく使うことを辛院長はすすめる。「インスリンにはすい臓を休め、本来の働きを回復させる効果があります。飲み薬に加え、1日1回ですむインスリンを使って血糖値をしっかり下げることが重要です」
くしくも7月27日は「インスリン発見の日」。1921年のこの日に無名のカナダ人外科医バンティングらによって発見された糖尿病の有効成分が、90年の時を越えて新たな活躍の場を得たわけだ。

(夕刊フジ 2011年7月28日より)

 

糖尿病「2000万人の真実」[2]
初期患者なら治る「最新治療」完全ルポ

「東京都大田区の人口は69万人を超えますが、区内の糖尿病専門医は、私を含めて9人しかいません。
専門医は、全国でも約4,300人しかおらず、なかなか増えないまま、患者数が激増しています。糖尿病は、初期こそ専門医にかかるべきですが、それが難しい」(蒲田「しんクリニック」・辛浩基院長)

続いて、「薬」。糖尿病の「薬」の開発は、目覚ましいものがあるという。
そもそも血糖値の抑制に対する考え方自体が変わってきた。
「これまで、血糖値は『下げる』ことを中心に考えられてきましたが、血糖値の乱高下が問題視されはじめました。ただ単に血糖値を下げるだけだと、かえって低血糖のリスクや死亡率が高まることが、米国の大規模臨床試験でも証明された。
さらに、血糖値の急上昇、急降下は体に大きな負担となる。そこで、無理して血糖値を下げるより、“そこそこ”で安定的に推移する方が望ましいとの考え方が出てきた」(前出・辛院長)
そこで血糖値を“緩やかに下げる”新薬が登場する。

さらにインクレチン注射剤でも、「現在は毎日打つのですが、1回打てば効果が1カ月間続く製品の開発が進んでいます。患者の負担は劇的に減る。治験段階ですが、いずれ発売されるでしょう」

「薬にしても、患者によって適切な組み合わせは違ってくる。インスリンの分泌機能が損なわれている患者に、分泌を促す薬が投与されていたケースもある」
その1例として、「ブドウ糖の吸収を抑えるグルコシダーゼは、1日3回飲まなければならず、オナラが出やすくなる。例えばタクシー運転手には向きません。そこまで患者のことを考えるべきなのです」 (前出・辛院長)

(週刊文春 2011年7月28日より)

 

糖尿病にBOT療法脚光

90年前に抽出成功 今日27日は「インスリンの日」
1日1回注射と経口薬を併用
2型が急増

今日27日は「インスリンの日」。90年前の1921年(大10)7月27日、カナダの無名外科医だったF・バンティングらが犬の膵臓(すいぞう)からインスリンの抽出に成功した。その功績で23年のノーベル医学生理学賞を受賞している。
世界で初めてインスリンの注射を受けたのは生まれつき膵臓がインスリンを分泌できない1型糖尿病で生命が危ぶまれていた14歳の少年だった。
この90年間で生活様式は激変し、過食や運動不足による2型糖尿病が急増。最近の統計によれば、全世界で2億4600万人以上が糖尿病に罹患(りかん)し、有効な対策を講じなければ、糖尿病人口は2025年までに3億8000万人に達するとみられている。
日本も例外ではない。最前線で糖尿病患者と向き合うしんクリニック・辛浩基院長(東京・大田区)は、「2型糖尿病の患者数は推定890万人にのぼります。しかし、このうち治療を受けている人は、237万人程度にすぎません。また、治療を受けている人の7割近くがまだ慢性的に血糖値が高い状態にあり、血糖値が良好な人は全体の1割に満たないといわれています」という。この結果、合併症になる人が激増。糖尿病患者は平均寿命よりも、寿命が10~13年も短いことがわかっている。
こうしたなか、急速に浸透しているのがBOT療法と呼ばれる新しいインスリンの使い方だ。1日1回の注射ですむ基礎インスリンと経口薬の併用療法だ。「インスリンには、働き続ける膵臓を休めるリフレッシュ効果がある。膵臓の機能がまだ残っているうちに、できるだけ早期にBOTを始めることで、膵臓が回復しインスリン投与をやめることができる」(辛院長)と助言している。

痛みが少ない注入器も開発
◆BOT療法とは
Basal supported Oral Therapyの略。効果が約20時間持続するインスリン製剤と経口薬を併用する療法。従来のインスリン療法だと、1日に複数回、注射をする必要があり、患者の精神的苦痛も大きかったが、BOT療法で1日1回の注射ですむようになった。針が細く、短いために痛みが少ないペン型インスリン注入器も開発されている。

(日刊スポーツ 2011年7月27日より)

 

本邦初公開 名医のダイエット

糖尿病治療の名医として知られる「しんクリニック」(東京・大田区)の辛浩基院長(52歳)も、毎日、体重計に乗っている。辛院長は79kgあった体重を、食べ方の工夫など無理なく続けられるダイエット法を組み合わせ、2ヶ月で6kg減らすのに成功した。
「それまではつけ麺にハマっていたんです。でも、炭水化物だけの食事は肥満の原因になる。外食のおすすめは和定食でご飯少な目です。これまでは炭水化物中心の食事をしていた人は、完全に抜かなくてもそれだけで、減量につながります。またビールの原料は麦で、炭水化物ですから、それを控えるだけでも違います。」

「食べる速さ」もポイントだ。栄養の吸収を高める早食いは肥満につながる。よく噛んで時間をかけるのが、太らない食べ方である。
食事面の注意と平行して、辛医師は有酸素運動のやり方にも工夫をこらした。

「僕も一時はジムへ通っていましたが、自宅で手軽に有酸素運動ができる方法はないかと考えて、相撲の四股を10分間、寝る前に踏むことにした。走るよりはカロリー消費は少ないですが、息が上がって有酸素運動になります。腰や股関節のストレッチにもなるし、続けていると足腰がしっかりしてくるのが実感できます」

(週刊現代 2011年3月14日より)

 

重大病「危険なサイン」を見逃すな!

今なお患者が増え続ける「糖尿病」。厚生労働省によれば、潜在患者も含めると全国に約2,210万人もいるとされ、そのうち4割の人が無治療だという。

糖尿病患者は推定890万人と言われているが厚生労働省の患者調査によれば、糖尿病治療中の患者総数は約240万人。
つまり、糖尿病患者の中で医療機関を定期的に受診している人は4分の1程度なのだ。
しんクリニック(東京・蒲田)の辛浩基院長(糖尿病専門医)が言う。
「人間ドックや健診で血糖値が高いと指摘されていても、重要視せず、病院に行かずに放置している人が非常に多い。糖尿病の治療は最初の10年間がとても重要で、そこを怠れば、次の10年間どんなに必死に頑張っても、進行を止めることは不可能だと言われます。結果、壊疸で足の指や下腿を切断しなければならなくなったり、失明に至ったり、腎不全で人工透析を余儀なくされる人が少なくないのです」

糖尿病の典型的な症状である「喉が渇く」「尿の回数や量が増える」「体がだるく、疲れやすい」「食べているのに痩せてくる」などが1つでも該当する人は血糖値を調べるべきだろう。
また、意外なところから発見されることもある。
文具メーカーの営業のSさん(46)は、ここ数年、亀頭部の後ろの皮膚が赤くなっていた。手で包皮を伸ばすと、皮が痛む。場所が場所だけに、診察してもらうのに躊躇していたが、セックスの時、強い痛みが走るようになったので、しかたなく泌尿器科を受診した。
性感染症の可能性はないという結果だったが、念のために行った血液検査、ブドウ糖負荷試験をすると、空腹時の血糖値が300mg/dlを超える重度の糖尿病が判明した(基準値は110mg/dl未満)。
同じく泌尿器科で糖尿病が判明したのは、設計事務所を経営するBさん(42)。彼は30代後半からED気味で、バイアグラの処方を求めて泌尿器科を受診した。ところが、血液検査を受けると、随時血糖(食後血糖)140mg/dl、ヘモグロビンA1c7%で、糖尿病という診断が下された。
このように、糖尿病が体中にさまざまな影響を及ぼし、それが下半身の異常の要因となっていることも珍しくはない。

EDのほうが先に発症する場合も

辛院長が説明する。「Sさんの場合、糖尿病を抱えている人は一般的に免疫力が低く、皮膚の抵抗力が弱い。そのため炎症や湿疹を起こしやすいのです。ペニスにもともと住みついている菌が、糖尿病で活発に活動するようになり、炎症が起こります。炎症は治りにくく、皮膚の弾力性が低下して、セックスなどのちょっとした刺激で皮膚がひび割れ、これが慢性的になり痛みを感じるようになるのです。ペニスの皮膚に炎症が見られ、続く場合は、原因の一つに糖尿病を疑うべきです。また、BさんのようにEDの背景に糖尿病があるというケースもある。糖尿病が進行すると動脈硬化も進行し、血流が悪くなります。陰茎の血管は細いので、その影響を早く受けやすい。糖尿病のほかの症状より先に、EDが出てくる人もいるのです

アパレル広報のKさん(49)は、行きつけの足ツボマッサージ店の施術師に「足の裏から甘酸っぱいニオイがする。血糖値を調べたほうがいい」と指摘され、内科を受診した。検査の結果、Kさんの空腹時血糖値は400mg/dl近かった。すぐに入院し、糖尿病の治療が必要だと告げられた。「甘酸っぱさは糖尿病患者特有のニオイで、汗や尿から漂います。糖尿病になると、脂肪を分解してできるケトン体が増えて、甘酸っぱいニオイがするようになるからです」(辛院長)

さらに、糖尿病と関係が深い病気としてあげられるのが歯周病だ。
飲料メーカー勤務のUさん(55)は1カ月ほど前から歯茎が痛く、冷たいものを飲むと染みる。痛みがひどい時は物がかめないほどだった。しぶしぶ、歯科医院を訪れると「ひどい歯周病」と言われた。通院して歯周病治療を受けたが、なかなか状態は改善しない。歯科医から内科を紹介され、糖尿病がわかった。

「前述のとおり、糖尿病があると免疫力が低下するので菌が繁殖しやすくなる。これは口の中も同じです。一方、歯周病があると、炎症性物質が多量に分泌され、インスリンの働きを抑制し、血糖コントロールを悪化させる。糖尿病が歯周病を進行させ、また、歯周病が糖尿病を進行させる。歯のトラブルがあれば、糖尿病も併せて疑ったほうがいのです」(辛院長)
糖尿病に限らず、どの病気にも言えることだが、重要なのは早期発見、早期治療だということをあらためて心に留めておきたい。

(アサヒ芸能 2010年12月23日より)

 

糖尿病診療について

糖尿病は進行すると、合併症として眼や腎臓、神経が冒され、動脈硬化が進み、高血圧・脳卒中・心筋梗塞の原因となります。そのため私たちは、常にその早期発見・早期治療を心掛けており、特に眼は失明に至らぬ様、レーザー光凝固療法も行っております。
日常診療以外にも糖尿病教室を開き、患者さんとのふれ合いの場を持ち、病気に対する理解を深め、医師と患者の信頼関係を築いています。また、専門の栄養士による個人指導を行い、糖尿病治療の基本である食事療法を実践していただき、その上で患者さんに最も適した治療を行います。さらに、院長の出身大学である東邦大学大森病院と常に連携を取り合っております。

しんクリニックでは、糖尿病の早期発見から合併症の進展防止に至るまでのトータルな診療を提供しております。

今後も、合併症のない常に健康な状態で安心していられるよう、患者さんと手と手を取り合い診療に取り組んでいきたいと思います。

 

糖尿病は早期発見・早期治療が大切!!

『カルナの豆知識2010年10・11月号』掲載記事
(編集・発行:NPO法人 医療機関支援機構)

 

血糖正常化への道のり ~インスリン治療の次の1手~

Medical Tribune 2010年9月9日 特別企画
提供:サノフィ・アベンティス株式会社
LANTUS Forum in Tokyo

 

適切な血圧管理を求めて

Medical Tribune 2010年12月16日 特別企画
提供:ファイザー株式会社