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糖尿病治療のおはなし

グルコーススパイクについて

トップページ»  グルコーススパイクについて【ビジネスパーソンこそ間食に気をつけるべき】

ビジネスパーソンこそ間食に気をつけるべき

間食を上手に利用して、ビジネスパーソンの不調を防ぐ

「グルコーススパイク」という言葉をご存知でしょうか?これは、血糖値が急激に上がったり下がったりすることを意味しています。血糖値というと「中高年が気にする健康診断の数値」、というイメージがありますが、成人の5人に1人が糖尿病もしくは糖尿病予備軍であるため、実は20~30代でも血糖値の変動は気にしなければならない重要な指標と言えます。

また、健康診断で血糖値が正常な健常者でもラーメンやうどんなど糖質の多い食事をとると、食後に血糖値が急激に上がることがあり、30分~1時間程度でピークを迎えて急激に下がります。この急激な血糖値の変動が、強い空腹感、イライラ、眠気などの不調につながり、日常の仕事の効率を大きく下げる原因となっている可能性があります。さらに、長期的にも、そのような繰り返しが膵臓を酷使し、血管を傷つけ、徐々に血糖値が上がっていくことにも繋がっていくのです。

健康診断の数値が正常でも、食後に血糖値が上がりやすい食後高血糖の人は「隠れ糖尿病」とも言われ糖尿病になるリスクが高く、特にグルコーススパイクに注意が必要です。通常は食後、インスリンの働きで血糖がエネルギーとして使われたり、グリコーゲンや中性脂肪として蓄えられますが、食後高血糖の人は、インスリンが遅れて分泌するため血糖値が下がり過ぎてしまう傾向にあります。高く上がって低く下がるため、そこで起こる不調は健常者よりも大きなものとなります。
健康診断は空腹時の血糖値を調べるため、食後高血糖はわかりません。自覚症状もないため、グルコーススパイクの不調を起こしても原因が何かわからないまま不調に悩んでいる人が少なくないと思います。

この不調を少なくするのに役立つのが間食。アンケートでは約6割の人が「間食はよくない」と答えていますが、むしろ間食は積極的にとるべきです。残業を多少する人は、昼食から夕食までの間隔が10時間程度空くことも多いのではないでしょうか。
そのような人は、夕方に血糖値が上がりにくい低GI食品の間食を選べば、間食を食べない時より血糖値の変動を緩やかにすることができます。低GI食品の間食により血糖値の変動を少なくし、安定させることが仕事上でもベストパフォーマンスを維持する方法だと言えます。

 

低GI食品の間食が血糖値を安定させ、健康維持、肥満予防、仕事効率UPをサポート

GI値というのは、血糖値の変動をグラフで表し、その面積を割り出して、ブドウ糖やパン、ごはんなどの面積を基準にして比較した数値のこと。近年は糖質制限が広くいわれていますが、同じ糖質量の食品でも他の成分や調理の仕方、一緒に食べるものによって血糖値の上昇具合が変化するため、糖質量よりもGI値の低いものを選択することがポイントです。
私がオススメするのは、大豆バー(大豆焼菓子)を昼食と夕食の間に食べること。大豆は低GI食品であるだけでなく、アミノ酸バランスにすぐれ、ポリフェノールなどによる副次効果が期待できます。また、大豆には「セカンドミール効果」といって、最初にとった食事が次にとる食事の血糖に影響を及ぼすこと。つまり、午後に大豆バーを食べておけば、夕食で血糖値が上がりにくくなり安定するということです。
さらに、大豆は食物繊維が豊富で腹もちが良く、空腹感を抑える働きがあり、血糖値の安定につながります。
飽食の時代、周囲には血糖値を上げる食品があふれています。便利さからついつい炭水化物が多い食事をとってしまうこともありますが、間食に大豆バーを食べることでその影響を小さくすることが可能なのです。

 

2015年「間食習慣のある30代~50代のビジネスパーソン1,200人に聞く、仕事中の間食実態調査」(大塚製薬調べ)より